安田イズム

安田財閥の創始者である安田善次郎翁は、後世に残したいこと、自身の考え方などを多くの書物に遺しています。
その中でも特に大切にしている精神をピックアップし、善次郎翁の言葉を現代語に翻訳しながら安田のDNAに流れている
「安田イズム」をご紹介します。
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01 堅志力行
善次郎翁は「これこそが人生唯一の宝であり、成業の秘訣であると信じて実行して来た。」と残しており、「克己力」を養い、「堅志力行」を貫きました。
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02 客人第一
客人第一とは「お客様を最も大切にする」という精神のことです。
善次郎翁は、お客様に対する接客精神を非常に重んじていました。 -
03 正直正統
善次郎翁は日常における我慢と辛抱の根本が正直正統の精神であるとし、これを重んじて経営を行っていました。
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04 至誠不動
善次郎翁は、予期せざる事件と直面したとき、3つの即決果断を取って過失を最小限にとどめることが、肝要であると考えていました。
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05 陰徳陽報
善次郎翁は「財が出来れば、それに応じて慈善的に寄付するのは、人として先天的に義務である。しかし、寄付を世間に知らせるのは、慈善の根本に反している」という思想をもとに、事業へ助成を行っていました。
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06 躬行実践
善次郎翁は「勤労の目的は地位の向上ではない。勤労そのものを目的として苦心と丹誠を凝らす覚悟を持ってこそ、堅実なる立身出世の基礎が出来上がるのだ」と説き、「勤労丹誠主義」を生涯に亘って貫いていました。
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07 分度生活
企業にとってリスクマネジメントは安定した経営と事業の成長を図るための重要な課題の一つですが、善次郎翁は生活においてこれを実践することで経営者たる自分自身の礎を固めました。
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08 人物如何
善次郎翁は終生に亘って「人物に間違いがなければ事業は必ず成功する」という考え方を貫き続けました。
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09 物薄情厚
善次郎翁は「簡略質素を旨として華美を慎む」という日頃からの信念を曲げることなく、娯楽を通して心を清め、自らを修練していくことに重きを置いていました。
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10 楽天主義
物事にくよくよすることなく逆境の時も常に前向きでいた善次郎翁は、現実を肯定的に捉え、理想は必ず実現できるものと考える人生観の持ち主でした。
安田めぐり
地域とともに歩んできた安田不動産の創業以来のゆかりの場所をご紹介します。
